陶器瓦またはガルバリウム鋼板を建物の外観デザインに合わせて使い分けます。
陶器瓦は、退色や材料劣化がほとんど無いこと、ガルバリウム鋼板は金属製ながら錆びにくく意匠性に優れた材料であることが特徴です。
風雨にさらされ、厳しい夏の日差しや冬の寒さなど日本の四季独特の過酷な環境下にある屋根だからこそ、
耐久性が良く、寿命の長い安心な屋根材を選ぶことは家づくりにおいて重要です。
グラウンドホームでは、耐久性に優れ、定期的に家の屋根を塗り替えるといったメンテナンスの必要がない「陶器瓦」を標準仕様としています。
シンプルモダンや片流れ屋根デザインなどの、瓦を葺くことに適していない緩勾配の屋根に関しては「ガルバリウム鋼板」を採用しています。
逆に近年の、セメントに繊維を混ぜて固めたコロニアルやカラーベストと呼ばれる屋根材は一切使用しません。
グラウンドホームの陶器瓦は、日本最大の生産量を誇る、日本三大瓦のひとつ三州瓦(さんしゅうがわら)を採用しています。
三州瓦は愛知県西三河地方の旧国名三河を意味する「三州」に由来し、特許庁による全国的な知名度があり、地域の産業として根付いていることを証明する「地域ブランド」に認定されています。住宅だけでなく全国各地の社寺建築の屋根などにも採用されている、高品質な陶器瓦です。
全国的に有名な陶器瓦は、三州瓦の他に石州瓦(島根県)、淡路瓦(兵庫県)などもあり、それらを総称して三大瓦(日本の瓦の三大産地)と呼んでいます。