『住まいは自分たち家族の城』
代表取締役
関 浩一
Koichi Seki
1981年 茨城県県内で最大の木材販売店「株式会社本田」に入社。入社当時は知識が乏しかったのですが、日本だけにとどまらず海外をも周り、木材について深く学びました。 また、工務店への材木の販売を通して、親方から木の使い方、見方、使う場所など様々ことを教わりました。
1992年 先代会長が亡くなるまでの11年間勤務。
先代会長がよく言っていた「商売は簡単だ。人より安く買ってよその店より安く売り、よそより利益を出せばいいんだ」それを実行するためには、自身の成長が不可欠でした。先代会長や周りの方に支えられ、仕事に夢と希望を持ち、今もこの業界に携わることができています。その当時の経験、学んだ思いを胸に、木材・建材・設備機器・防水材・鉄鋼などの建設資材の住宅建材総合問屋【鶴亀】を創業。幅広い分野の事業を工務店に卸すようになります。
2002年 本当に良い建物を提供するため、問屋業から脱却し住宅事業【グラウンドホーム】を立ち上げます。
木材業、建築業を営んで約30年になります。色々な建物をみてきた中で、築何年ぐらいの建物なのか、長持ちする木材とはなにか、地震に強い材料や造りはどんなものかが分かるようになりました。過去に学んだ知識から、材料、工法にこだわり耐震性・耐久性・耐犠牲の高い注文住宅を造るようになりました。
私は工業製品で長持ちしたものは見たことがありません。
厳選された自然素材に勝るものは無いと思っています。何層にも重ねたベニヤ合板のフロア材は一体何年持ったのでしょうか?
使い勝手により「持ち」は違いますが、ベニヤ板の保証は10年です。
ハウスメーカーだから安心だとか、どのメーカーも構造は一緒だと言う営業トークだけで判断し、建築現場を見ようとしない方、建物はどこでも同じだと思っていたら大きな間違いです。素材・構造は何をどのように使っているか確認し、自ら選んでください。願わくば、できるだけ天然素材を使って頂きたい。
年月とともに深みが増してゆく天然素材。天然素材の住まいにできた傷は、家族が暮らした歩み、そして思い出。100年経ってからも存在価値が認められる、そんな注文住宅を造りたいと思って止みません。必ず20年後30年後喜んでいただけると確信しています。
14世紀ドイツの木造住宅、フランスの400年前の木造住宅、オーストリアの古い木造住宅、日本でも歴史ある建物はすべて木造です。国により気候が違うため各国の建築家たちは工夫を凝らし、風土に合わせた設計をし、機械に頼ることなく快適な家を造ってきました。現在は、様々な機械により季節に関係なく住まいが快適になった反面、機械へのコストがかかるようになりました。調湿・蓄熱・断熱という良さを持つ厳選された自然素材を上手に活用し、自由設計で風土にあった住まいを設計すれば、機械に頼る必要性が少なくなります。
グラウンドホームでは、柱と土台に桧を使用しています。それは日本が高温多湿の国だからです。樹齢を重ねた桧は水に強く、また天然成分のおかげでシロアリがつきにくい素材です。天然成分のみでシロアリから家を守ってくれるので、防腐処理剤や殺虫剤を使用しません。
建物は、基礎が傾けば家の中全てが傾き、建具が動かなくなったり、窓が開かなくなったり、基礎の割れによる水の浸入などが起きます。地盤の悪いところは、改良工事をするのが当たり前ですが、一番問題なのは地盤調査結果で悪くも無いが良くも無いというグレーゾーンの部分です。
地盤保証が入っているから安心というものではありません。保障は、家として最低限の性能が維持できれば良しとしています。
だからこそ、私たちは安全性・耐性を高めた基礎にこだわります。
近年、10年の瑕疵保障が一般的になっていますが、本当にきちんと建てた家が10年で壊れるでしょうか?
ー 私たちの造る家は、壊れません。 ー
瑕疵保障には、10年目に有料メンテナンスを受ければさらに保証すると言う文句があります。この有料メンテナンス費用に加えて、長期優良住宅の10年ごとにかかる費用、10年目に交換する10年保証の部品、また保証以外の屋根の塗装・板金・クロス・床・お風呂等の修理費など、メンテナンスには様々な費用がかかります。
私たちはひとつひとつの部品について、長期寿命の素材を選ぶことによりメンテナンス費用を最小限にしております。長期寿命の素材なのか、短期寿命な素材なのか。自分が建てる家の素材をしっかり学んでほしいと思います。長い住宅ローンを組まれる場合メンテナンス費用が将来を大きく左右させます。
多くの展示場で、お客様が家具や置物に目をとられ、建物の本質を観ないでいるのではないかと思います。一番大事なことは、建物をすべて理解してメーカーを選ぶということだと思います。私はよくお客様に、「自分の注文住宅を造るうえで、ハウスメーカーを選ぶのか、それとも建物自体を選ぶのか」と質問をさせて頂いています。ほとんどの方は「比べる基準がないからわかりません。」と答えます。 本当の住まいづくりは建物の勉強をしてからでも遅くありません。お客様の住まいづくりの勉強をお手伝いさせていただくこと。それが、グラウンドホームの営業と心得ます。
私たちの注文住宅はすべて自由設計です。
定型プラン集などは用意しておりません。お客様それぞれのご希望される暮らし方や将来の過ごし方の考えが違うからです。
今までの生活スタイルや子供の頃の生活環境など、そこに住まう方ひとりひとりに対応した住空間を創造するには、自由設計でなければ叶いません。デザインにおいても好みが異なります。
自由設計で注文住宅を建築する場合、朝日はどの部屋から入るか?冬の太陽、夏の太陽の角度は?朝食はどの部屋で食べますか?など日常生活について細かくヒアリングを行います。
生活への細かな配慮が入居後の生活を理想的なものにしてくれるのです。未来を想像しながら創造していく、自由設計の醍醐味です。
私は、住まいは自分たち家族の城と考えています。
城ですから家主は家族を守り、育むところと考えます。
家づくりは、お客様との充分なコミュニケ―ションから始まります。
お客様の価値観の核心部分を見極め、余分な部分を省きデザイン力を生かした、心を打つ家づくりを実践してきました。
私たちは、お客様の家づくりを総力をあげてサポートさせていただきます。