新築一戸建て、中古住宅のメリット・デメリット

不動産を購入する際には、新築住宅にするか中古住宅にするか悩んでいる方が多いと思います。

新しい住宅は、気持ちいいけれど総予算は抑えたいなど迷うところです。それぞれのメリット・デメリットを整理してきます。

■メリット

「すべてが新しい」ということです。

特に、キッチン、お風呂、洗面台などの水回りの設備もすべて新品なので気持ちよく使うことができます。

また新しい物件の場合は、構造部には10年間の保証、設備には2年や3年のメーカー保証が必ずついていますから安心して暮らすことができます。

最新の工法が採用されているので耐震性や耐久性も優れています。注文住宅の場合は自分好みにすることが出来ます。

■デメリット

中古住宅と比べて価格が高いということです。

物件によっては同じ間取りエリアの中古住宅の2倍から3倍になることもあります。

また注文住宅の場合は購入する時点で現物がないので内覧することが出来ず、建ってみたら自分のイメージと違ったというリスクがあります。

■メリット

同じ立地や広さなら、新築よりも中古の方が、販売価格が低くなることがほとんどです。

ただし、築年数が古い物件の場合はリフォームが必要になることがあるので、その費用も考慮しておきましょう。

■デメリット

中古のため設備や工法が古かったり、経年により傷んでいることや構造内部の痛み具合が分からないことです。

また、購入後に設備が故障した場合は、修理したり、部品が古くて修理もできずに交換しなければならなかったりといったこともあるでしょう。

築年数によりますが、構造や設備の保証期間が切れていることが多いので、ある程度のリスクを覚悟しないといけません。

購入する値段が安くてもその後の出費がかさむ場合があります。