間取り決めで注意したほうが良い点として、水回りの配置や収納スペース、部屋の広さなどが挙げられます。

 

一度住宅が完成してしまうと、その後から変更するとなると大きな費用や手間がかかり二度手間になってしまいます。後から後悔しないように、間取り決めは建築会社の設計士さんと相談しながら決めていきましょう。

 

 

注文住宅における間取りの特徴

特徴は、建て主が建てる家の細部にまでこだわって自由に決めることができることです。

 

そのため、間取りを決める際に、その時の流行りを取り入れたり、個性的な間取りにしたりできます。しかし、いくら自由といっても、プロの設計士ではありませんので、住みにくい間取りにならないよう相談しながら決めていくことをおすすめします。

 

 

間取りを決める際のポイント

水回りの配置に注意して間取りを決める

間取りを決める際に気を付けるポイントとして、水回りの配置が挙げられます。

 

水回りの設備となる、キッチンやバスルーム、トイレなどは施工が始まると排水管が通ってしまう為、簡単に移動することができません。その為、水回りの配置を決めるには十分な注意が必要です。

 

 

使いやすい収納スペースを確保する

もう1つ注意しておきたいポイントが収納スペースです。

 

収納スペースの間取りを考える際は、場所だけでなく、幅や高さ、奥行きにも注意しましょう。収納スペースの場所が良くても、収納スペースの幅や高さ、奥行きが足りず、実際に家が出来上がってから収納したいものが収納スペースに入らないといったことが起きてしまうからです。

 

収納スペースへ入れる持ち込みの物などがある場合はプランニングをする際に伝えておくと良いです。

部屋のバランスを考える

間取り決めで失敗しないために、部屋の大きさは実際の生活に適した広さを割り振りましょう。

 

家の面積は限られているので、各部屋の面積の配分は優先順位を付けて決めていくことがおすすめです。また、将来の生活を見越した部屋の間取りを考える必要があります。

 

小さい子供がいる家庭であれば、子供の成長を見込んだ部屋の面積の割り振りが理想です。子供の成長に合わせて、机やベッドを大きなものに買い替えた時にも、困らない広さの部屋面積を確保しましょう。

 

事前に間取り図に実際に使いたい家具を書き込んでチェックすることも、間取り決めの失敗を防ぐために有効な方法です。

 

 

注文住宅は自分や家族の意見が幅広く盛り込めますが、一度完成してしまうと修正するのがむずかしくなります。家づくりについて分からないことや困ったことがあれば、建築会社の担当者に相談しアドバイスを貰うようにしましょう。