窓の防犯対策

窓がなぜ狙われるのか

単純に玄関などの入口よりも窓の数の方が多いことと、ドライバー1本あれば簡単に窓を破り侵入できることが大きな理由です。

空き巣犯が住宅に盗みに入る際には、侵入口と共に逃げ道の確保も考えています。

玄関が人目につくような場所にある住宅ならば、植栽や車の陰に隠れている窓から侵入する方が犯人にとって玄関から侵入するよりもはるかに安全というわけです。

 

窓の防犯対策は主に次の4つになります。

窓ガラスを防犯ガラスに交換

普通の単板ガラスには、防犯効果はほとんどないといっても過言ではありません。

窓ガラスを防犯ガラスに交換することで安全な窓に生まれ変わります。

窓に補助錠を取り付ける

泥棒は侵入に掛かる時間が長くなるとリスクを恐れて侵入をあきらめてくれる可能性が高くなります。

元・空き巣を対象とした調査では、3人に2人が「5分以上時間がかかるなら侵入を諦める」と答えていることからも、侵入に手間がかかりそうな家だと思わせることが対策のポイントになります。

窓に補助錠をつけて、本錠とのツーロックにすることで泥棒の侵入を防ぐことに繋がります。

窓の外に面格子を取り付ける

窓の外側に面格子を取り付けます。

面格子がすでに付いている窓でもどのように壁に取り付いているかということが重要です。

すぐに取り外せてしまう面格子の場合は泥棒に目をつけられていると簡単に外されて侵入されてしまいます。

窓の外に後付けのシャッターを取り付ける

シャッターのない窓に雨戸を取り付けることもできます。

但し、防犯ガラスや面格子ほどの防犯効果は期待できません。

 

 

 

もし、侵入窃盗の被害に遭うことになれば、家財や財産を失うことはもちろん、

また侵入されるかもしれないという不安をもって生活せざるを得なくなるでしょう。

被害を防ぐためにも、侵入窃盗の手口や傾向を知り、適切な対策をとることが大切です。