こんにちは水戸店です。
先日のブログで
「コロナによる影響[住宅ローン減税の優遇条件の緩和]知っていると得する話。」
という記事を書いたんですが、似たような記事をまた書いてみました。
というのも、
お客様より相談される際、住宅ローンの年数を短くしたいとご相談をいただくことが多くいのですが、
最近の銀行は繰り上げ返済が手数料無料のところも多いので、あとから繰り上げで調整したほうが自由が
聞きますし、何より住宅ローン減税の控除額が違いますよ~とお話をしていますが、そのあたりについて記事に残しておこうかと。
まず、シミュレーションの前提として
年収:700万
配偶者:1名
入居年月:2020年12月
借入額:2600万円
金利:0.625%
上記を設定します。
借入の年数を35年と15年として、それぞれいくら住宅ローン減税が戻ってくるのか、
シミュレーション開始です(゚∀゚)
まずは、借入期間35年の
シミュレーション結果がこちらです。
住まい給付金が加算されていますので住宅ローン減税としての額は13年間で
268.1万円
になります。
そして借入期間15年の場合がこちら
先ほどと同じく
住まい給付金が加算されていますので住宅ローン減税としての額は13年間で
182.5万円になります。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
なんとその差85.6万円です。
この金額、ちょっと足したら車が買えちゃいますね( ‘o’)
これって、特に難しいことをしているわけではなく、
借入年数を何年で設定するかだけで、控除の金額に差が生まれます。
極端に言ってしまえば「長く借りれるなら、借りてしまったほうが得です!」
と言えちゃいますね(゚△゚;ノ)ノ※実際には所得や扶養状況により控除額が変わるのですべての方がそうとは言えませんが…
返済年数を伸ばした分、月々の支払いが少なくなるので、差分を貯蓄に回して
住宅ローン減税後に繰り上げ返済で返すのが利息や保証料を含めてもメリットがでる方法かと思います。
ちなみにこの減税の話と一緒にお話しするのが、もしも万が一のことで借主の方がなくなった場合、
住宅ローン借り入れの際、団体信用生命保険というものに加入していれば
残りの住宅ローン残債がなくなりますので、残された家族にも資産が残せます。
注意したいのは、返済した分のお金は戻ってこず、あくまでこれから払っていく分のみが
対象になるということです。(当然ですがさかのぼっての請求はできません(゚д゚|||))
ですので頑張ってすごく短く住宅ローンの借り入れを設定して返済してすぐ亡くなってしまった、、、
なんてことになると、
無理せず住宅ローンを返しながら貯蓄をしていたご家庭のほうが、残った資産が多いなんてことにも
つながりかねません(。Д゚; 三 ;゚Д゚)
前回は借り入れ時期の話でしたが、
借り入れの年数についても、きちんと計画した方と、そうでない方の差が
大きいけれど、意外と気にされないで借入しちゃった人も多いのかなと思います。
まずはぜひ、建てるとか建てないとかの話の前に、ご不安なことをご相談ください。
そのご家庭にあった資金計画を立てるお手伝いもしておりますのでヽ(´∀`)ノ
ご来場お待ちしております。
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